アクセス解析に根付いたサイト運用を実現するには、
個人ではなく、組織としてそれを担保する体制が必要です。
こちらの記事で、
アクセス解析を活かすデータドリブン組織の鍵が紹介されていました。
データドリブンのための七つの鍵
7つのキーは以下の通り
- エグゼクティブによる保証の確保
- ビジネス目的にそった実装
- 人材とトレーニングに対する投資
- 法人としての方針の策定と維持
- すばやい成果の共有
- データの検証
- メンバーに対する説明の実施
ベンダーの記事だけあって、その商品に寄っている部分もあるかもしれませんが、
これらが達成されることがアクセス解析の担当者にとって理想的な世界、
というのは間違いないと思います。
データドリブン経営の実現で気をつけること
うまくいかない原因はいろいろあるのでしょうが、
Omniture Summitでいろいろなカスタマーから共有されたのは以下のようなパターンでした。
良いパターンもあれば、悪い例もありました。
- アクセス解析を扱う部門がたくさんあり、指標がうまく定義されていない。
そのため、担当者は曖昧な指標を正しく取ることに振り回され、
簡単に取得できるデータを重視せず、何を取りたいかわからない
- 計測戦略がなく、レポート自体はたくさんあるのだけど、ビジネスの役にたたない
- 過去のパフォーマンスの明確にすることにこだわらず、将来の改善に目が向ける
- ビジネスゴールを決める際に大規模な組織でぶつかり合ってしまう
- あまりにも上位のKPIにこだわってしまう
- ビジネスによっては直接成果を計測することができないので、間接指標を設定することが必要
いくつかは僕の会社・部署でも当てはまることなので、
みんな悩んでいることは同じだなぁと思いつつ、
うまいこと行けるようがんばっていきたいと思います。
英語がわかる方はウェビナーも
こちらのウェブセミナーがとてもいい感じです。興味あればぜひ。