小ネタの紹介。
SiteCatalystでRSSでの購読をどう分析するか。
とはいってもonClickで計測しているので、
サイトのURLから登録されたような場合には使えませんが。
How to Track RSS via Omniture SiteCatalyst | Web Analytics Central
から少しアレンジしています。
ページ遷移と計測要件
この例だと例えばニュースサイトなどを想定しているのでしょうが、
複数のRSSがあり、全体への遷移数と
各リンクへどれぐらいクリックされているか、という計測をしてみます。
使う変数
必要な変数は以下の通り。
Variable Purpose
event1 RSS の紹介ページへのクリック
event2 RSS リンククリックスルー
s.Prop1/s.eVar1 RSS 購読タイトル
s.Prop2/s.eVar2 RSS 購読リンクID
イベントが2つ。propとeVarが2つずつです。
実装方法
onClickとして例えば、こんな感じの実装をしてみます。
<a href=”http://www.webanalytics.com/?feed=rss2&rssID=oxxx120509″
onClick=”
var s=s_gi(RSIDのID);
s.prop1=s.eVar1=’RSSの購読タイトル一覧ページ’;
s.events=’event1′;
s.linkTrackVars=’eVar1,prop1,events’;
s.linkTrackEvents=’event1′;
s.tl(this,’o',’ブログ購読登録リンククリック’);”>WebAnalyticsCentral.com RSS Feed</a>
カスタムリンクという実装方法ですね。
こちらの記事にまとめてあります。
これだけで、RSSへのリンクがクリックされた回数を取れますが、
以下のような実装で、クリックされた購読のタイトル・リンク記事を取得することができます。
※元ネタを誤解していましたが、@ankさんの記事を拝見して、修正・追記しました。(2010/3/29)
配信しているRSSからの流入数を取るのにパラメータを利用します。
例えば、RSSからブログに入ってくる際のURLには
?rssid=xxx
といったパラメータをふりましょう。
そして、
s.prop2=s.eVar2=s.getQueryParam(rssid);
if(s.getQueryParam(rssid)!){
s.events=”event2″;
}
というコードをページで呼び出せば、パラメータごとにクリックされた数と、
どのクリックから流入が多いかを調べることができます。
追記終了
応用編
分析を深めるには、コリレーション(掛け合わせ)をかけておきましょう。
例えば、
また、実装に関しては、JSをうまく活用すれば、
飛び先のURLから自動的にパラメータを取得することも可能だと思います。