ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

アンケート調査で追うべきもの

census filter

普段あまりアンケート調査の設計には関わらないのですが、調査結果を読みこんだり、結果に対してノリツッコミを入れるは結構好きだったりします。

とある媒体でアンケート調査設計にコメントを求められたのでメモ。

個人の嗜好性が高いメディアサービスでの話で相談されたのですが、別にECでもマッチングでもなんでもそうかなぁと思っています。

アイボールシェアはすぐ追える

ウェブサービス、特にネットサービスに限ったことかもしれませんが、自社サービスの絶対利用や相対シェアに関してはすぐに追うことができます。

自社のDAUトレンドやブランド名検索クエリー、ツイッターなどでのキーワード頻出率などを追っていくだけで自社のトレンドは把握できますし、競合のブランドを追加することで相対比較もできます。

競合の実際にDAUなどはわからなかったりしますが、パネル系の調査会社も多いので、その辺を定点観測している企業は多いはず。

まぁ昔から有るやつなら、

www.videoi.co.jp

このへんだし、最近は

VALUES eMark+(イーマークプラス:emark plus) | 株式会社ヴァリューズ

この辺が売り込み中な気がする。

いずれにしてもAISAS的にいうSASに関しては直接的な指標がアンケート調査を行わなくても追うことができるわけなんでしょう。

AISAS - MarketingPedia (マーケティング用語集Wiki)

知ってる、聞いたことある、使っている

わざわざコストをかけてアンケート調査をするときに認知度だけみて「わーい、上がってるね、高いね」みたいなのものたまに見るけど、歴史があって、何度もプロモーションを積み重ねているサービスだったら高い事自体は当たり前。

特に競合が強いサービスであれば、認知と想起と選好を分けて傾向を分析する必要があるんじゃないかなぁと思っています。

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イメージこんな感じかもしれない。知ってても想起しないし、想起しても使わない、みたいなことはいくらでもあって、例えば、すき家は知ってても使うのは吉野家、みたいな。

この辺りを定点的に見ていくことで、競合との距離の比較や自社サービスの目標設定に利用できるのではないでしょうか。

マインドシェアを紐解いていく

また、商材や扱っているサービスが多い場合には、その中でどの商材を選好している人のロイヤリティが高いのか、も調査したいポイントですね。

例えば雑貨系のECサイトであれば、食品購入と文具購入、ギフト需要購入、消耗品購入などで利用シーンも想起タイミングも変わってきますし、全体の想起や選好のスコアは変わってないのに、気がついたら中身が変わってました。

みたいな話はよく聞く話ですね。

クロス集計をうまく設計しておくことで、CRMなどの施策設計の材料や根拠になることもよくあります。

アンケート調査はサンプル数もたいていの場合には限られるし、お客様の頭の中における利用レベルを見ていくために使うのが一つのやり方かもしれません。