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ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

決め手にかける?モバイルアプリ解析ツールを比べてみた

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PCサイトでアクセス解析ツールといえば、ほぼGoogle Analyticsでお金を持っている会社はAdobe Analyticsとなって久しいですが、まだまだモバイルの領域だと絶対的な勝者はいなさそうです。

小さいものも含めればいろいろツールはありますが、メジャーどころのツールをなんとなく比較してみました。

日本生まれの老舗ツールF.O.X.

サイバーエージェントグループのサイバーZが開発しているFOX。昔はappadforceっていう名前でしたね(少し古いですが…)

CyberZ(F.O.X) · GitHub

今時なのはGithubにドキュメントやSDKを公開しているところ。

国内で開発・展開しているところから、サポートや開発スピードが早いのが特徴ですね。古くからいろいろなアプリで導入している話を聞きます。

広告代理店発ということで、TwitterやFacebookアドを中心に広告効果捕捉も得意ですね。また、亜種としてF.O.X.GamesやF.O.X.ECなど業界に特化したSDKパターンを多数持っていることも特徴ですね。

ドイツ生まれのにくい奴。adjust

F.O.X.とならんで国内で導入アプリが増えているのがドイツ生まれのadjust。基本的な機能はF.O.X.と同じで、やはり多くの広告媒体との連携が特徴です。

今となっては普通になりましたが、ブラウザ遷移なしで流入元を計測することができるようになったのもごく早期に実装していた気がします。

サイバーエージェントの色が強いF.O.Xに対抗して、他の代理店が積極的に推している印象ですね。

アプリプロモーションの総合支援プラットフォーム「Spin App」

最近はOPTがいろいろアドオン機能を拡張したツールも展開しています。

国内最後発。臥薪嘗胆を狙うYahoo! Mobile Insight

先日のアドテック東京で発表された業界後発のYahoo!Mobile Insight。

Yahoo! JAPANから開発されたアクセス解析ツールですが、国内最後発だけあってUIなどリッチなものになっています。デビューに合わせて多くの広告媒体が対応を発表したことは記憶に新しいですね。

Yahoo自体は国内でかなりのインプレッションを持ったアプリインストール広告を販売していることからこちらも導入が進みそうです。

Yahoo!アプリインストール広告 - Yahoo!マーケティングソリューション

ただ、現段階ではAndroid限定の機能が多いなど、他のツールに比べると単体では見劣りしてしまう部分も大きいですね。

ちょっと今後がドキドキするFlurry

Flurry Analytics - Yahoo Developer Network

かつてアプリ用アクセス解析として一世を風靡したFlurry。

気がついたら米国のYahoo Incに買収されていましたので、昨今のYahoo騒ぎのせいで少し将来がドキドキしますね。

というものの、Flurry自体は機能はリッチですし、昔から使っているサイトはまだまだ多そうです。

富豪サイト御用達のリッチ分析ツールAdobe Analytics

有料PC向けアクセス解析ツールでは圧倒的な存在感を持つAdobe Analytics。当然モバイルアプリ版もあります。

もともと多くのカスタム変数に大量・多種のデータを保持することができ、また、Marketing Cloudとして、他のツールとの連携ができることから、分析の幅が広がることが期待できます。

一方で、自由度が高いことと裏返しの使いこなすことの難易度の高さと非常に高いコストから導入にはなかなか勇気がいるツールでもあると思います(汗)

アプリ解析でも圧倒的な地位を狙うGoogle Analytics

Adobe Analyticsと同様にPCでは大きなシェアを誇るGoogle Analytics。

一定のリクエスト規模までは無償で使えますし、UIの柔軟さ・レポートの豊富差に関しては他の追随を許さないのですが、残念ながら、ソーシャルゲームなどモバイルゲームで一般的なコーホート分析の実装が遅れるなど、まだまだモバイルファーストな印象が弱いです。

ただ、Admobとの連携ができるなど、今後広告とのひも付けを強化していくと思いますし、一方でディープリンクなど、アプリとウェブの統合が今後進んでいくことから機能強化と合わせた普及を期待したいと思います。

結局どのツールがよいのか

現状で言うとどのツールもまだまだ帯に短し襷に長し。複数ツールを状況に応じて併用するのが今はおすすめなのかもしれません。

ただ、実装してメンテナンスするのも大変なことを考えると早いうちにツールが確定するといいですね。