ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

オフライン志向のためのオンラインマーケティング

アドテック振り返りシリーズ。

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C-3 オンとオフの掛け合わせが最強のデータを創造する

顧客中心のマーケティングの実践、「個客」に最適な体験を提供することが、ビジネスゴール達成の近道です。それを実現するには、オフラインとオンラインのデータ活用が重要です。各チャネルの個別最適のUXではなく、ユーザーにとっての全体最適UX実現こそが、成功の鍵です。本セッションでは、国内外の代表的なB2C及びB2Bのブランド企業とデジタルエージェンシーを招き、
・デジタルマーケティングの仕組みが同質化する中で、自社ブランドらしさをどのように実現していくのか?何にこだわりを持つのか?
・オムニチャネルでの最適なUXを実現するためにどのようにデータ活用をしているのか?
・グローバル企業の国内展開、国内企業のグローバル進出への課題とは?
などについて各社の取り組みをご紹介頂きながら、ディスカッションをします。

Starbucks・サンリオ・横河電機の3つの事業会社の取り組みと博報堂による支援体制についてプレゼンがありました。

事例:スターバックスジャパン

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スターバックスはCRMを実現するためのシステムが整理して担保されている。その上で施策を磨いている状態。

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ECだけではなくて、ギフトカードも進めています。

www.starbucks.co.jp

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セグメントを切ったうえで認知・トライアル・リピートの3軸で施策を実施している。一方で、考え方としては1to1は効率が悪いので施策の数を増やして知見を蓄えている状態。

ただ、課題としては知見の蓄積はされているが、そこは個人に溜まっている状態とのことです。

事例:サンリオ

今年話題になったちゃんりおメーカーを中心にビューロランドへの誘導の話。

chanrio.com

ちゃんりおメーカーは本来はサンリオの持つテーマパークであるビューロランドへの誘導施策として実施していたそう。

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ただし、結果としてはオンラインのアクションは大きく爆発した(短期で1000万UU獲得)が、実際のリアルへの誘導にはつながらなかった。

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サンリオはキティちゃんだけではなく、ぐでだまなど様々なキャラクター・ブランドの集合体を持っていてビジネスモデルが多様。リテール・テーマパーク・EC・ライセンスなどをやっています。

ちなみに、世の中の9割の商品はライセンス商品とのこと。

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でその上でハローキティ・マイメロディ・ぐでだまなど、キャラクターごとに年代も違えば興味関心・サイトの動きが変わってくるという。

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実際にはキャラクターごとにカスタマーは固定化されており、なかなか回遊は進んでいないとのことですが、カスタマー情報を統一して、サイトとEC、テーマパーク、ポイントカードとのひも付け展開を志向しています。

事例:横河電機

3社目は横河電機。売上の7割は海外のB2Bメーカーです。

www.yokogawa.co.jp

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課題としては海外のブランド訴求を実現し、認知を向上したい。そのため、CMSを刷新し、国際対応・レスポンシブ対応を行ったそうです。

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その結果は大成功。PVが2倍になり、問い合わせが4倍に。

オフラインでのアクションを生み出すための博報堂の取り組み

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博報堂としては顧客のレベルを指標を集計して評価する形をとっている。その中で難しく重要なのは緑と赤の間の部分をどうやって転化するのか、ということ。

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例えばですが上記のような指標分解をしてそれぞれで加点して現状の把握をすることができるということです。

一言コメント

個別企業の取り組みの関連性はあまり見られませんでしたが、一つ一つの企業の動きは非常に参考になりました。

言葉を変えれば結局企業ごとに課題は異なり、オーダーメイドでしかマーケティングは成り立たないということなのかもしれません。 

その他セッション振り返りメモ