ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

シナリオベースで立ち位置の整理をする

マッキンゼーはUS法人がちょこちょこ記事をアップデートしているのでよく読んでます。

Moore’s law: Repeal or renewal? | McKinsey & Company

こんな記事より。ムーアの法則ってのが少し形を変えてきているんじゅないかっていう話があった。

ムーアの法則 - Wikipedia

コンピュータ関係の製品や部品を製造する企業にとって、ムーアの法則が暗示する将来予測は無視できない。例えばCPUやハードディスクのような製品を新規に設計・生産する場合には、最初の出荷まで2年から5年ほどの期間を要するため、こういったメーカーは、投資と収益に関する大きな経済的リスクを負うと共に、数年先の市場を予測した製品開発を行わねばならない。製品の陳腐化が早いいくつかの産業では、先行者利益が大きい分だけ市場参入の遅れは大きな損失を負う可能性があるが、逆に、他社が提供できない新規性があり高性能な製品であっても生産コストが高く販売価格が市場に受け入れられなければ、特殊な用途向きの小さな市場にしか得られない可能性があるため、将来予測は重要である。過去の結果から将来を演繹する将来予測は、それを信じる参加者が多いことでより信頼度の高いものとなり、その1つが「ムーアの法則」といえる。

どっちかとこの説明を見ているとバブルの構造にも近い印象。

半導体に関してはコストと性能の改善がどれぐらい進むかで以下のシナリオが考えられるという。

http://www.mckinsey.com/Insights/High_Tech_Telecoms_Internet/%27/~/media/McKinsey/dotcom/Insights/High%20Tech%20Internet/Moores%20law%20-%20Repeal%20or%20renewal/SVG_MoSC_MooresLaw_ex2.ashx%27

コモデティ化するか、コストだけが決めてになるか さらにそのシナリオに対して、要素抽出したのが以下の図。

http://www.mckinsey.com/Insights/High_Tech_Telecoms_Internet/%27/~/media/McKinsey/dotcom/Insights/High%20Tech%20Internet/Moores%20law%20-%20Repeal%20or%20renewal/SVG_MoSC_MooresLaw_ex3.ashx%27

リスクと投資ステータスがわかりやすく整理されている。 さらに関連するプレーヤーがどういった位置付けになるかは以下のように整理。

http://www.mckinsey.com/Insights/High_Tech_Telecoms_Internet/%27/~/media/McKinsey/dotcom/Insights/High%20Tech%20Internet/Moores%20law%20-%20Repeal%20or%20renewal/SVG_MoSC_MooresLaw_ex4.ashx%27

この論文では結局半導体に関しては価格はこれ以上下がらないけどパフォーマンスは伸び続けるから、チップ選択においてはパフォーマンスが差別性になるってしています。 つまりシナリオで言うと3番ですね。

内容ウン年よりも、シナリオをコストとパフォーマンスの改善の2軸から設定し、そこからプレイヤー分析まで整理している論理展開が勉強になった。 最近は打ち手や戦略の優先順位をつけるような場面もあるので、こういうのは参考になりますね。