読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

アクセス解析/データ分析者の役割とは

medium_242259195

近しい何人かの方が「アクセス解析」あるいは「データ分析」のプロフェッショナルに関して、記事を書いていたの雑感。

## 通訳者としてのアクセス解析担当者

* [アクセス解析に取り組んでいる私が、目指すべき役割は「interpreter」であるべき…というお話 - リアルアクセス解析](http://d.hatena.ne.jp/ryuka01/20121124/p1)

アクセス解析担当者の役割というのは、個人的には(多分、異論もあるかと思いますが)、非常に専門性が高いもの「ではない」という風に思っています。もちろん「高度な分析+ビジネスに繋がる気づきを発見する」事が出来る人や「分析から実際のデザインやコーディング」まで出来る人もいるでしょう。しかし、そのような素晴らしい人材はそれほど多くなく、かくいう私もそのような能力はありません。

まぁ、ずいぶんぶっちゃけたなってのはあるにしても、正しいと思います。アクセス解析は業務やプロセスの一部ではあるけど、特別なプロフェッショナルとして存在するほど、先鋭化したスキルではないデスね。

実は僕自身もそういった自分自身のプロフェッショナル性やキャリアパスに悩むこともあるのですが、結局のところ、Web解析という一つのデータに対する、

* ユーザーサイド

* 構築サイド

に分けたうちのどちらに身を投じるのか、ということが大事であるような気がします。

例えば、分析のユーザーサイドにはCRMのような分析も観点もありば、ユーザー教育などの啓蒙の領域、さらにはレコメンドやマイニングといった領域に広がります。

逆に構築サイドに与すれば、そもそものデータ主要要件設計からデータ取得の実装やテーブル構造、データマートという観点を考えれば、ビジネスインテリジェンスの領域までを含むのかもしれません。

僕自身は、ユーザーサイドからはじめ、設計、実装さらには施策援用のサイクルを行ったりきたりしてきました。おそらくは構築サイドにスキルやキャリアを伸ばしていきたいと思っています。

## 便利な調べもの装置としてのデータ分析組織

一方で、

* [雑感:インテリジェンス : 分析技術とビジネスインテリジェンス](http://blog.livedoor.jp/norikazu197768/archives/20973774.html)

もう一つのひたすら要求されるインフォメーションは、「調べもの」である。あのCEOの経歴を調べてくれ、あの国の新しい大統領の略歴を調べてくれ、あの企業の創業者は誰か等々。これも大切ではあるが、CI、つまりインテリジェンスでは断じてない。

実は我が国の「インテリジェンス」は、いまだにほとんどがこのような状況にある。

という話を引用されているのを見た。これもまた事実であろう。

小川さんのいう通訳者という立場がその一歩かもしれないが、データの活用という部分でまだレイヤーの上下問わず、不成熟な状態が続いているのは間違いないでしょう。

## 個人として組織として

上記のような記事を見て改めて悩むのが、常々データ分析担当者・アクセス解析に関わる人が悩むポイントが、自己のポジションをどうおくのか、という点。

データベースや開発からマーケティングやビジネス戦略まで、対応する範囲も広く、実態として一人の人間ではカバーできないため、個人としては大体において、あまりにも多くのことに取り組み、結果として自分の力不足を感じてしまうことも多いでしょう。

ただ、個人としても組織としても、第一歩としては、僕は調べ物のための組織や個人でも実は一時的には構わないと思っています。大事なことは小さくても見える情報を増やし、情報と知識をいかに周りに与えていくことができるのか、そこがなければまずは組織として有意義に立てないし、役割をアピールできないと思います。

目指すべき世界というのは決してぶれてはいけないですが、結局はdone is better than perfectでそれをかせねていくことが大事なのかなぁと。