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ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

ソケット通信計測とアクセス元ドメイン

少し、調べたことがあったので、メモ。

モジュール型のモバイルアクセス解析の場合、

通常はビーコンを埋め込んで計測を実施していますが、

ドコモ端末のSSL画面ではビーコンを使った計測をおこなうことはできません。

Mobylogのサイトでも紹介していますね

MOBYLOG(モビログ)-携帯(モバイル)サイトのアクセス解析・効果測定

通常Webビーコン型は、最終的には集計サーバ上の1pxの画像ファイルをリクエストし、そのURLにユーザ情報など計測に必要なパラメタ情報を付けています。ところがドコモSSL通信時は、外部ドメインにあるイメージ画像を端末がリクエストしない仕様になっているため、単に画像ファイルをリクエストするだけでは計測ができません。

これはSSL画面では当該ドメイン以外の画像出力を認めていないからですが、

その代わり、ソケット通信を行って計測を行います。

この時アクセス元ドメインデータがおかしなことになってしまいます。

ソケット通信を行う場合とは

socket

上記のように携帯サイトでのアクセス解析を行う場合、

いくつかの場合で、ソケット通信を行う必要があります。

特にDoCoMoの制約のため、SSLページの際にはソケット通信で計測するパターンが多いです。

ソケット通信におけるアクセス元ドメインの扱い

通常、アクセス元ドメインは、

ビーコン(IMGタグ)が呼び出された端末の通信元を計測しています。

携帯電話であれば、キャリアゲートウェイのIPが示され、それに紐づいて、

AUやDoCoMoなどのドメインが取得することになります。

ただし、ソケット通信を行った場合、通信は自社のウェブサーバーと計測サーバーで

直接実施されます。

計測サーバーからはApacheサーバーからのIMGリクエストと見えるため、

取得されるIPは自社のものになります。

そのため、レポート内にも通常のキャリアドメインに混じって、

SSLページに関しては自社サーバーが上がってきてしまうのです。

【0430追記】

Mobylogの中の人にコメントで教えていただきました。

Mobylogの場合にはソケット通信の際にも自社ドメインになったしまうことはないそうです。

モバイルの接続元データには要注意

このようにソケット通信を行うことで、

本来端末から取得することができる情報が欠落する、あるいは、

実際と異なった情報が送られることがあります。

接続元IPに基づいた、地域レポートなどにも同様の現象が発生することでしょう。

一方で、逆に言えば、

アクセス元ドメインのレポートで取得される自社ドメイン率を見ることで、

ソケット通信の比率をしることもできます。

ソケット通信は一般にサーバー負荷が高いので、

ざっくりとですが、サーバーに対する影響を見るのにも使えそうですね。