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ログマニアックス

日々学んだこと、気づいたことをメモ代わりに残していければ。カバー範囲は割と広めです。

アクセス解析におけるページの区別

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資料:

アクセス解析をいざしよう、とする場合につまずくポイントはいくつかありますが、
分析の対象として必要なものを抽出できないこともよくあるケースです。

解析ソリューション、あるいは実装の方式によって異なりますが、
URLを分析の最小単位としているとつまずいてしまうケースがあります。

よくあるケースその1

たとえば、同一のコンテンツでいくつかのページが存在したとします。
ファイル名は同一でもドメインが異なっている場合も含みます。

アライアンス向けなどで、ヘッダー・フッターを整形した場合や、
システム上の都合で複数コピーしている場合などを見たことがありますが、
こうしたケースではそれぞれのページが異なるURLのため、
URLベースの分析を想定していると、それぞれのページを別々に分析するしかできなくなることがあります。

特に効果を振り返ろうとしてもPVなどは合算して出すことができるでしょうが、
訪問回数やUU、アクション寄与度など、少しでも踏み込んだ分析をしようとすると
たちまちゆきずまってしまいます。

また、コンテンツによっては、長い文章の場合、
複数のページに分けてページ送りをしている場合もあります。
こうした場合も、URLベースのみの分析しかできなければ、
ある記事の分析、みたいなことの難易度が上がってしまいます。

よくあるケースその2

逆に同一のURLで複数のコンテンツが存在することもよくあります。
むしろこちらのほうがよく見られるかもしれません。

JSPなど、動的なページを用いている場合、
パラメータを含んだURLを用いないとURLからはページの区別ができません。

たとえば、ECサイトの一覧ページをCGIを使って制御している場合、

http://ec-site.jp/ichiran.cgi?category=book&tag=web&login=true

などのURLの場合があります
※URLは適当に作りました。

この場合、URLごとの分析をした場合、
パラメータを取得していなければ、カテゴリーコードごとの分析などはできません。
パラメータを複数使って、ページの内容を制御しているサイトの場合、
分析したい内容・コンテンツ単位と取得するパラメータ内容が一致しているかを
導入時に検討するようにしましょう。

また、すべてのパラメータを取得しても
かえって余計なノイズになってしまう場合もあるので、
注意が必要です。

解決方法

こうした場合に対して、いくつかの解決策があるかと思います。
そもそもサイト設計・制作の段階で、これらの項目が担保できていることが望ましいですね。

分析の単位をURL以外から取得するようにする

そもそも分析単位はURL単位以外にも設定できるソリューションは多いと思います。
ページ内に一定のタグを埋め込んだり、
HTMLのタイトルタグで判断したり、
サイトの分析内容が事前にある程度決まっていれば、(きめておけば、)
少なくとも想定していた分析では困ることは少ないと思います。

mod_rewriteなどを用いて、動的ページを静的化しておく

とくに2番目のケースに対する解決策です。
SEO観点でも動的なURLは好まれないので、最近はこの実装をするサイトは多いと思いますが、
動的なページでもパラメータをURLに入れ込んであげれば、
分析上でも便利になることが多いです。